導入のきっかけ
少し前からアウター46tを再び使い始めましたが…
カンパのFDだと調整がとてもシビア。
きっちり調整できればキレイに変速しますが、私の腕だと安定して再現できません。
おそらく、FDとチェーンリングのアールが合わず、隙間を詰め切れないのが原因。

羽がチェーンを押し上げる際、この隙間から逃げちゃうんですよね。
そこで、これを解消すべくリデアのfdアングルスペーサーを導入してみました。
リデア DAS4 ディレイラーアングルスペーサー
アマゾンで見つからなかったので、ヨドバシドットコムで注文。
RIDEA リデア 147-01014 [DAS4 Derailleur Angle Spacer チタン]が正式名称っぽいです。

カラーはチタンで、上面にRIDEAの刻印あり。質感・品質ともになかなか良いです。

裏側はこんな感じ。
ちなみに「チタン」なのは色だけでアルミ製です笑。
くさび形状で、FDと台座の間に挟むことで角度を±4°変更できるという代物ですが、元々は楕円リングの変速性能改善用みたいですね。
インストール
今回はFDをリングに近づけたいので、『RIDEA』の刻印が上になるよう取付けます。
2つある穴からしっくりくる方を選んで、

ボルトを通してサンドイッチ。
今回は下側の穴を使用しました。

取り付けるとこのようになります。
FDアングル最適化の効果
ビフォーアフター
まず、隙間の変化がこちら。

はっきり改善されました。
FDの羽とリングのアールが揃い、自然な角度になっています。
変速性能
そして、実際の変速性能ですが…
こちらも劇的改善!
少し触ってあげれば満足の性能を出せるようになり、調整がかなり楽になりました。
変速性能自体はアウター48t時の90%くらいでしょうか。僅かに劣るものの、及第点。
ツーリングで使う分には十分です。そもそも46Tだと、坂以外ずっとアウターでokですしね。
追記 : 再調整して煮詰めたところ、48tとほぼ遜色ないレベルの変速性能となりました。
まとめ
46tのように小さなアウターを使用すると、FDとの隙間が大きくなって変速性能が悪化したり調整がシビアになることがあります。
特にカンパはその傾向が強いよう。
今回は、FDアングルを変更できる『リデア DAS4ディレイラーアングルスペーサー』を使用して、アングルを最適化することができました。
シンプルながら効果抜群なので、試す価値のある対処法です。
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