Schwalbe Pro One TLE ADDIX Race に交換【チューブレスイージー】

パーツ・アイテム

少し前から、キシリウムエリートUSTの付属タイヤ「イクシオンプロUST」に傷みが目立つように…

そこで、Wiggleのセールでウェアを買う際、一緒に交換タイヤも注文しました。

選んだのは話題の高性能タイヤ、【Schwalbe Pro One TLE ADDIX Race】。チューブレスレディで300gを大きく切る軽量性が決め手でした。

 

今回は実際に装着してみて、その完成度を検証したのでレビューします。

 

Schwalbe Pro One TLE ADDIX Race 700×25c

価格

Wiggleで1本6,100円

国内定価のほぼ半額です。ちなみに地方在住ですが、ちょうど1週間で届きました。

当然、クリンチャーと比べればかなり高価ですが、乗り心地を考えればなんとか許容範囲。個人的には、これくらい〜7,000円台が納得できる上限でしょうか。

外観 & 重量

なかなか高級感のあるパッケージ。赤い内箱を黒い化粧箱が覆うような構造が凝ってます。

二重構造

気になる実測重量は…

281g

288g

カタログスペック265gと比較すると、ちょっと残念な結果となりました。(平均19.5gの上ブレ)

しかし元々、タイヤ選びの絶対条件が「300gを切ること」だったので、その部分では要求値を満たしています。

細部

下の写真のようにTLE(チューブレスイージー)であることを示すプリントがあり、判別しやすくなっています。

ユーザーフレンドリーで良いですね。

TLEマーク

また、なんとこのマーク、丁寧にも保護フィルムが貼られています。忘れずに剥がしましょう。

タイヤ内側の質感ですが、

このように、ヘビなどの爬虫類を思わせるパターンとなっています。タイヤの細長い形状も相まってかなりそれっぽいので、ヘビが苦手な方は注意(笑)

この模様はお風呂の床っぽくもあるので、シーラントの馴染みやすさを意識したのでしょうか?

 

作業性について【USTとの相性】

総じてマビックUSTとの相性が良かったです。

ホイールへの装着

チューブレスとしては、かなり良いと思います。マビック純正のイクシオンプロUSTと比べても、大差ありません。

素手で嵌めるのは不可能でしたが、シュワルベとマビックのタイヤレバーを併用すれば、あまり苦労せず嵌めることができました。

 

以前一度練習したこともあり、【古いタイヤを外す→シーラントを洗い流す→新しいタイヤ装着】までが一本30分程度で完了。

特に作業に慣れた2本目は、「チューブを噛み込む事がない分、下手なクリンチャーよりも簡単」とさえ感じました。

ビード上げ

USTとの相性が良いのかもしれませんが、驚くほど簡単でした。

シーラントも石鹸水も使用せず、フロアポンプのみでビード上げに成功。素晴らしい…!

以前練習した際は苦戦して身構えていただけに、感動しました。身構えている時には死神は来ないものだ…

 

走行性能

イクシオンプロUSTとGP4000s2を足して2で割ったような印象です。(5.2bar時)

イクシオンプロUSTと比べると、同じ空気圧なら転がり抵抗ではPro Oneが、快適性ではUSTが少し上かな?といったところ。個人的には、どちらかというとustの方が好きかも。

そして、最も感心した部分はグリップ性。玄関に下ろした時点で「タイヤが地面に食い付く感触」がハンドルから伝わってきます。実際に走行中も、地面をしっかり捉えているフィーリングでした。

イクシオンの新品時の感触を忘れてしまったためフェアな比較は出来ませんが、Pro Oneのグリップ力が優れていることは間違いないです。 

 

ちなみに、実測タイヤ径は25mm(6bar)でした。

 

まとめ

正直、作業性に大きな不安を感じていましたが、全くの杞憂でした。

カタログスペックを少し上回る重量と国内価格の高さはネックですが、完成度の高いタイヤです。Wiggle価格ならアリでしょう。

Schwalbe (シュワルベ) – Pro One Evo チューブレスフォールディングタイヤ

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