夜ごはんを食べながらサイスポを眺めてたんですが、違和感。
「カンパニョーロ 13速」の文字が。
12速の間違いじゃないの？って思いながらタップして驚きました。
1×13速グラベルコンポ「エカル」
新コンポの名前は
EKAR エカル
カンパニョーロ本国サイトは▼こちらの画像をタップ▼
カンパニョーロがフロントシングル専用のグラベルコンポを出して、しかも13速とは。8月ごろにリークがあったようですが気づかなかったです。
やりますね、カンパニョーロ。
リア13速
11速から12速になった時と同様、チェーンはプレートの厚さはそのままに薄くなります。
素材はスチールでインナーリンクにはテフロンコーティング、アウターリンクにはニッケルコーティングが施されるようです。
連結方法はコネクトピンとC-Link（＝ミッシングリンク）の2通りを用意。重量242ｇ。
スプロケットは最小9T、最大44Tをサポート。
ハイ側の4枚、ロー側の9枚の2つのブロックで構成され、ラインナップは以下の3種類。
- エンデュランス9-36T (9-10-11-12-13-14-16-18-20-23-27-31-36) 340ｇ
- グラベルレース9-42T (9-10-11-12-13-14-16-18-21-25-30-36-42) 390ｇ
- グラベルアドベンチャー10-44T (10-11-12-13-14-15-17-19-22-26-32-39-44) 415ｇ
このスプロケットのために、ハブはn3wという新規格が用意されます。
公式サイトにはまだ十分な情報がありませんでしたが、他メディアによるとこのドライバーにはスペーサーを使って11Sスプロケットも取り付け可能な模様。
リアディレイラーはダンパー機構搭載
ミドルケージのみ。アルテグラRXやGRX、SRAMでお馴染みのダンパーを採用。
デザインもそっち系統に似てますね。
嬉しいことに、ホイール脱着を容易にするクラッチのオンオフも搭載されます。素材はカーボンコンポジット素材とアルミで重量275ｇ。
クランクはフロントシングル、カーボンのみ
ロードではフロントシングルに興味なさそうに思えたカンパニョーロ。エカルでは違います。
チェーンリングはナローワイド採用のフロントシングル。歯数は
- 38T
- 40T
- 42T
- 44T
の4種類で、クランク長は
- 165 mm
- 170 mm
- 172.5 mm
- 175 mm
の4種類がラインナップ。
カーボン製のクランクはぱっと見、コーラスによく似てますね。グラベルの過酷なライドを想定して、アーム先端を保護するゴム製キャップがあるようです。重量615ｇ。
グラベルライドに対応すべく、BBは新規格PRO-TECHを採用。
スリーブと防水カバーが追加されるようです。今までのカンパクランクはちょっと耐水性が弱かったですが、これは期待したいですね。
エルゴパワーは親指レバーが新造、ウルトラシフトだけど単発
ブラケット自体は12sロード用と共通ですが、左はフロントシングルなのでブレーキのみ。また、下ハンから変速しやすいよう親指レバーが新形状です。
どっかで見た形だな～？、と思ったらこれです。▼
まさかのマイクロシフト。
最近のカンパはいいものはどんどん取り入れる姿勢ですね。とはいえ、そこはさすがカンパ。こう見るとエカルの方が押しやすそうです。
シフト機構もちょっと変わっていて、ウルトラシフトですが親指多段シフトではありません。パワーシフト同様に重くする方は単発、軽くする方は最大3段です。
レバー形状との兼ね合いと、グラベルでの確実な操作性を優先したのでしょう。重量は420ｇとフロントシングルの分コーラス（488ｇ）より軽いです。
独自開発のディスクキャリパー
ロード12Sではマグラと共同開発した油圧ディスクシステムを採用したカンパニョーロ。今回のキャリパーは独自開発です。
カンパ本国サイトでイタリアンスタイルと評されたデザイン。こじんまりとした雰囲気のロード用より制動力高そうな見た目です。フロント110g、リア95g。
価格
ドイツの通販サイト「Bike-Discount」には早くも販売ページが。
▲画像タップで販売ページへ
販売価格は2.5%offで167,586円。
これは、外通でこなれてきたら12万～14万も狙えるんじゃないでしょうか。目が離せませんね！
個人的にはcinelliネモティグにクランク165mm42T、スプロケ9-42Tなんか合わせてみたいなぁ、と妄想してます。
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